【戸田競艇】二連単と場の特徴を分析してみた
こんにちは。ゴンテです。ボートレース戸田の傾向と分析結果を深くご紹介します。一般的に、戸田水面は「インが弱く、センターが効く」と言われていますが、何百レースとか、何千レースとか出目を分析してみても結局は内側ほど確率が高くなるはずなので、確率論や出目論の次元とプラスアルファの“戸田”を掘り下げた分析をしてみたいと思います。
直近120レースの出目一覧
1-2:14回 1-3:18回 1-4:8回 1-5:2回 1-6:8回 →50回
2-1:5回 2–3:7回 2–4:6回 2–5:0回 2–6:2回 →20回
3-1:3回 3–2:5回 3-4:0回 3–5:2回 3–6:1回 →11回
4-1:5回 4–2:5回 4–3:6回 4–5:4回 4–6:1回 →21回
5-1:3回 5–2:1回 5–3:1回 5–4:2回 5–6:2回 →9回
6-1:4回 6–2:3回 6–3:1回 6–4:0回 6–5:1回 →9回
↑太斜字が狙い目↑数字上でもセンター勢が効くレース場で、展開次第ではアウト勢もトップに立つという傾向があることが分かりますね。
ボートレース戸田の1号艇の勝率と敗因は?
競艇は「インが有利」と言われるだけあって、結局は戸田でも『1号艇1着→41.6%』が最高確率になっています。更に『1号艇2連対→58.3%』。更に更に『1号艇3連対→70.8%』まで確率が上がっていきます。しかし、他の場と比べるとかなり低確率です。1号艇が着外になるパターンとしては「スタートを踏み込めない」「低調機を引いてしまって1マークで複数艇にまくられる」「2マーク以降で競り負けて引き波にはまる」という順に見受けられます。戸田水面は1マークが極端にホーム側に寄っているため、2コースだけでなく3コースもカベになってくれないと1コースが勝てないという現象が顕著に現れます。カベがないと1号艇は無理に握って回るしかなくなり、ダッシュ勢が全速力で差してきて万舟というのが典型的です。
競艇場にいるおじさんの意見
戸田水面は横幅が日本一狭いため、チルトを跳ねすぎるとターンで流れて消波装置に激突という事故になりかねません。そこで、戸田の整備ルールで「チルト-0.5°~+0.5°」にしか設定できなくなっています。そのため、伸びをつけるのが難しいです。戸田のベテランから聞くところでは「展示タイムだよ。展示タイムが悪いとなぁ、1号艇がビリ走ってたりなんかして、ゴンロク(5着6着に沈むこと)なんてのも珍しくねぇんだ。ただ、アタマは別よ。スタートでアタマ取れたら穴、アタマ取れなきゃビリ。そういうレースが狙い目よ。」とのこと。戸田の展示はあてにならないと言われるのは、そういうことだったのか。他の場に比べて機力差が明暗を分ける場と言えますので、展示航走で「行き足」を見たり、前走の「実践足」をチェックするのが有益です。
戸田の2コースは難しい
選手インタビューでも2コースが嫌がられているのは事実のようです。戸田のコースレイアウト上、3コース~6コースは比較的まっすぐスタートできるのに対し、1コースと2コースは斜めに走らなければなりません。2コースは、1コースと3コースが合流するところに位置しているため、相当上手い差し屋でなければ勝てません。あっさり引き波に沈みます。2コースは、1と3がやりあった場合と、1の機力劣勢の場合に、展開が向かないといけません。これが戸田の難しさの真髄なのかもしれません。
↓↓1号艇が二連対しない二連単を高確率順に並べてみると↓↓
2–3(5.8%) >2–4・4–3(5%) >3–2・4–2(4.2%) >4–5(3.3%) >6–2(2.5%) >2–6・3–5・5–4・5–6(1.6%) >3–6・4–6・5–2・5–3・6–3・6–5(0.8%) >その他(0%)
という順になります。万舟を取るなら上記の出目が狙い目かもしれません。
以上です。他の記事もご覧ください。ゴンテ
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[…] 戸田の2連単分析⇒http://gonte.info/2018/08/25/boatrace_toda_nirentan/ […]
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